「コンセルトヘボウのシャイー」No.36
マーラー:交響曲第5番

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CDジャケット

マーラー:交響曲第5番

録音:1997.10.6-10. コンセルトヘボウ大ホール
P:アンドルー・コーナル
BE:ジョナサン・ストークス
LE:グレアム・ミーク
国内盤初出:1998.3.1. (ポリグラム POCL1799)
International release: January 1998/Catalogue number:Decca 458860

シャイー&ヘボウのマーラー第4作。録音に5日間を要しており、定期演奏会で採り上げるのに合わせて同時並行的に録音するという、彼らのマーラー録音の基本スタイルがこの頃から確立したと思われる。

演奏はこのシリーズの他の録音と同傾向。遅めのテンポでじっくりと歌われ、木管を筆頭にカラフルな音彩が鮮やかでありながら、ここぞという場面での迫力ももの凄く、ユニークなマーラーとなっている。

(2003年1月7日、青木さん)


 シャイーのマーラーは分析的であるけれどもブーレーズのように冷たくはないところがよいと思う。対位法に気を配りつつ曲を大きく盛り上げていくシャイーの手腕はやはり並ではないと感じさせられる。シャイーこそ現代屈指のマーラー指揮者であることがこのCDでもよくわかります。コンセルトヘボウ管もトランペットのPeter Masseursをはじめとする金管楽器群のうまさが光っています。
特筆すべきは、自分たちの技巧をひけらかすことの多い最近のマーラー演奏が多い中でシャイーとコンセルトヘボウ管のコンビは自己主張しすぎないであくまでひとつの団体として演奏を完成させていること。これぞコンセルトヘボウ管のマーラー演奏と言えるだろう。

(2003年1月29日、Fosterさん)