1)マルタン：フルート、ピアノと弦楽のためのバラード
2)マルタン：サクソフォーン、ピアノと管弦楽のためのバラード
3)マルタン：ピアノと管弦楽のためのバラード
4)マルタン：トロンボーン、ピアノと弦楽のためのバラード
5)マルタン：７つの管楽器、ティンパニ、打楽器と弦楽のための協奏曲
ロナルド･ブラウティガム :ピアノ (1-4)
ジャック･ズーン :フルート (1,5)
ジョン･ハール :サックス (2)
クリスティアン･リンドベルイ :トロンボーン (4)
ヤン･スプロンク :オーボエ
ヘオルヘ･ピーテルソン :クラリネット
ユープ･テルヴェイ :ファゴット
ヤコブ･スラクテル :ホルン
ペテル･マスーエルス :トランペット
ケース･ブロッケル :トロンボーン
マリヌス･コムスト :ティンパニ (5)
録音：1991.12(5);1992.4(1);1994.2(2);1994.4(3,4) コンセルトヘボウ大ホール
P:アンドルー･コーナル
E:ジョン･ペロウ/アンドルー･グローヴズ(5)/ジョン･ダンカーリー(1-4)/マイケル･マイルズ(2)/クリストフ･ジャローズ(1,3,4)
国内盤初出：1995.7.26. (ポリドール POCL1570)
International release: 1995／Catalogue number:Decca 444455
11人の独奏者がクレジットされ、バラードの各曲にはサックスのハールやトロンボーンのリンドベルイらが参加している。協奏曲の方のソロイストはいずれもコンセルトヘボウの首席奏者。
あまり馴染みがない作品だが、たいへん面白く聴くことができる。ラヴェルやドビュッシーが好きならば絶対に気に入るような楽曲ばかりだ。首席奏者たちが活躍するヴィヴィッドな協奏曲は、素晴らしい音色とニュアンスに、ただただ聴き惚れるのみ。