「コンセルトヘボウのシャイー」No.30
ワーグナー:管弦楽曲集

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「コンセルトヘボウのシャイー」CD目録
「コンセルトヘボウのシャイ」ー原稿大募集 
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CDジャケット

1)ワーグナー:「ニュルンベルクのマイスタージンガー」前奏曲
2)ワーグナー:「ヴァルキューレ」〜ヴァルキューレの騎行
3)ワーグナー:「神々のたそがれ」〜ジークフリートのラインへの旅
4)ワーグナー:「神々のたそがれ」〜ジークフリートの葬送行進曲
5)ワーグナー:「タンホイザー」序曲
6)ワーグナー:「タンホイザー」〜バッカナール
7)ワーグナー:「ローエングリン」第3幕への前奏曲

録音:1995.2.6-7. コンセルトヘボウ大ホール
P:アンドルー・コーナル
E:ジョン・ダンカーリー,クリストフ・ジャローズ
国内盤初出:1995.11.25. (ポリドール POCL1621)
International release: 1995/Catalogue number:Decca 448155

マラ・ブル以外はもはや20世紀の音楽しか録音しないかに思えたシャイー&コンセルトヘボウだったが、なぜか突然ワーグナーをとり上げた。「タンホイザー」はパリ版。国内盤は初回ゴールドCD。
明るめの音響がワーグナーにややそぐわない感なきにしもあらずだが、素晴らしい録音であることは事実。演奏の面ではあまり強い印象がなく、シャイーやレコード会社も不本意だったのか、これ以降の録音はまた近現代路線に戻ってしまった。

(2003年1月7日、青木さん)


ドイツ風のがっちりどっしりのワーグナーとは正反対の軽いワーグナー。機動力も抜群。楽器個々の音色も明瞭。ただ、シャイーはワーグナーが好きではないのか、シャイーならではの個性というものを感じることができない。ワーグナーを聴くというよりはデッカの優秀スタッフが録ったコンセルトヘボウ管の音を聴くときに使用しています。

(2003年1月29日、Fosterさん)


伊東の駄文(2000年5月24日)もあります。こちらをご参照下さい。