ARCHIVE OF WHAT'S NEW?
2004年6月

アーカイブのインデックス ホームページ WHAT'S NEW


CD2004年6月24日:クーベリックのチェコフィル・ライブ

稲庭さんによる「チェコ・フィルのページ」に「クーベリックの1991年ライブ」を追加しました。稲庭さん、原稿ありがとうございました。

チェコ・フィルのページができたとき、「何故?」と思った方もおられたでしょうが、こうなるともはや意外性はなくなってきますね。そうです。An die Musikにおいてはチェコ・フィルはこうして登場すべくして登場したのであります。

 

CD2004年6月20日:カイルベルト

あなたもCD試聴記を書いてみませんか」のコーナーに「スターにならなかったであろう指揮者、カイルベルト」を追加しました。文はファルケさんです。ファルケさん、原稿ありがとうございました。

ところで、「まだまだ夏ではない」などと自分に言い聞かせていましたが、今日テニスをしてみて、本格的な夏に突入していることを強烈に感じました。テニスコートの上にいると40分で集中力がなくなります。若い人は最後まで軽快に動いていましたが、私の場合はとてもそうはいきません。ひどく消耗して帰ってきました。

夏や冬は部屋でCDを聴くのに、エアコンの音という障害があります。気にならない人もいるかもしれませんが、私は気にする方です。例えば、昨日は夜少し涼しくなったので窓を閉め切り、エアコンも止めてストラヴィンスキーの「火の鳥」を聴きました。室内の静寂がなければあの冒頭の音を楽しむことはできません。

4月から5月中、10月から11月上旬くらいまではエアコンの音に邪魔されずにスピーカーから出るピアニッシモを味わうことができます。逆に言えば、1年の間に良好な環境下でCDを聴けるのは私の場合3ヶ月ちょっとしかないことになります。これからしばらく、エアコンの音とつきあわなければならないと思うとちょっと憂鬱です。皆さんの場合はいかがでしょうか?

 

CD2004年6月19日:ノイマンの「新世界」

稲庭さんによる「チェコ・フィルのページ」に「ノイマン指揮のドヴォルザーク交響曲第9番『新世界から』」を追加しました。稲庭さん、原稿ありがとうございました。

ところで、文中にもありますが、CANYONやEXTONの価格は何とかならないものでしょうか? 私も最晩年のノイマンが指揮したマーラーのCDを手にして、値段を見、購入をやめたことが何度もあります。結局諦めて買ってしまいましたが。EXTONにはチェコフィルの録音がわんさかありますが、これまた非常に高価であります。各社のボックスセットが驚くほどの廉価で発売されているご時世に、1枚で3,000円以上のCDとは。これが市場価格というものなのでしょうかねえ。

 

CD2004年6月15日:CDというメディア

CD試聴記」に「キーシンのシューベルトを聴く」を追加しました。

 

CD2004年6月14日:モノローグ

その1:タケノコ

音楽以外の話で申し訳ありません。週末は苗場に山菜採りとタケノコ取りに友人家族と出かけました。

土曜日は山菜採りです。小さな子供がいるので本格的な山菜採りはできないのですが、それでも山の中に分け入ってとても楽しい気分を味わいました。鳥の声と川のせせらぎしか聞こえない世界です。・・・そういう世界だからこそ危険でもあるわけですが、自分が採ってきた山菜は特においしく感じるものです。晩ご飯には宿でウドやふきのとうなどの天ぷらを出してもらいました。とてもおいしいです!

日曜日は苗場スキー場に向かいます。苗場スキー場などという名前がついていますが、実は苗場スキー場は苗場山にあるのではなく、筍山にあります。「筍スキー場」では格好悪いんでしょうね。第1ゴンドラを降りるとそこは一面竹藪です。その中に小さな小さなタケノコ(姫タケノコ)がたくさん! それを山ほど採ってきて、夜それを焼いて食べます。そのまま焼くと、香ばしいおいしそうな香りがしてきてたまりません! もちろん、それをつまみにビールを飲むのであります。いやあ、これがいけるのであります。日本人に生まれて、こういうものがおいしいと思えるのことに感謝したいです。我が家はほぼ毎年山菜&タケノコ採りに行っていますが、ご興味のある方はぜひ行ってみて下さい。新たな人生の楽しみに出会えますよ!

その2:ウェブログ(ブログ)

ブログをホームページ上に導入する動きが各地で進んでいます。最も有名なところでは飯尾さんのCLASSICAがあります。あの独特の画面をご存じの方もいらっしゃるでしょう。

ブログというと日本ではまだまだ消化不良という気がします。まず、その言葉を聞いてもぴんときません。「トラックバック」という用語も直感的には分かりにくいです。アメリカで生まれた仕組み・言葉を咀嚼しないで日本語に入れてしまったため、何がなんだか分からないヲタク的なものになっています。

しかし、ブログを調べてみると、やはり便利です。そのため、私も思いきってブログを導入しようとここ10日ほど調べものをしたり、ファイルをいじったりしていたのですが、ついに断念してしまいました。事実上の標準仕様である「Movable Type」が、私が利用しているレンタルサーバーでは使えないことが分かったためです。よほどサーバーを引っ越ししようかとも考えましたが、サーバー引っ越しというのは予想外のトラブルに見舞われる可能性があるため、とても実行する気になれません。それで私は今使っているレンタルサーバーが「Movable Type」を使えるようになるまで待つしかないと諦めたわけです。

でも、やはりやってみたいですねえ。画面も自分の思い通りにカスタマイズして運営してみたいものです。できないと思うと、よけいにやりたくなるのは、私が子供のような精神構造を持っているからなんでしょうねえ。どなたか、うまい案があればぜひ教えて下さい。

 

CD2004年6月11日:家庭交響曲

稲庭さんによる「チェコ・フィルのページ」に「アシュケナージの指揮によるR.シュトラウス『「家庭交響曲』」を追加しました。

「家庭交響曲」がAn die Musikに登場したのはこれが初めてです。稲庭さん、原稿ありがとうございました。

 

CD2004年6月10日:「クーベリックのページ」更新

クーベリックのページ」に「スメタナの『交響詩集』聴き比べ」を追加しました。文は松本さんです。

 

CD2004年6月9日:サントリーホールの音響

今日はサントリーホールにハノーファー北ドイツ放送フィルを聴きに行ってきました。指揮者は大植英次さんで、プログラムは以下のとおりです。

  • ブラームス:悲劇的序曲
  • R.シュトラウス:交響詩「死と変容」
  • ベートーヴェン:交響曲第3番「英雄」

アンコール

  • ワーグナー:歌劇「ローエングリン」第3幕への前奏曲
  • エルガー:「エニグマ演奏曲」から「ニムロッド」
  • スメタナ:歌劇「売られた花嫁」から「道化師の踊り」

アンコールが3曲もあったことから分かるように、大植さんはずいぶんとサービスしてくれました。コンサートは尻上がりによくなって、「道化師の踊り」はお祭り気分で終わっています。前半のブラームスとR.シュトラウスは、控えめすぎるほど端正な演奏だったため、後半の出来が心配されましたが、ベートーヴェンでは端正であっても芯のある演奏が聴けました。オケの鳴り方が根本から変わったようにも感じました。私の感覚では、ブラームスよりも、R.シュトラウスよりもベートーヴェンが最も伸びやかに演奏されていたように思います。

ここで話を若干変えます。私が座ったのはサントリーホール1階の最後列です。今日コンサートに行けたのは、女房の海外出張が直前になくなったからでした。直前過ぎて前売り券を買えなかった私は国内のコンサートではほぼ20年ぶりに当日券を買いました。席はあまり選べませんでした。

さて、サントリーホールの音響というのは本当にいいのかどうか、私はいつも悩みます。特に1階最後列で聴いたときは音が自分のところに届いていない気がします。残響はしっかり聴き取れますし、それなりにすてきな音で聞こえるのですが、カーテン越しにオケを聴いているように感じることがあります。多分間接音がほどよく混じっていていい音にはなっているのでしょうが、どうも生のダイナミズムを感じません。これは私の耳が悪いのか、本当にその程度の音しか届いていないのか、判断に苦しみます。

ホールの音響というのは微妙なものです。6月には2日にクリヴィヌ指揮NHK交響楽団を、6日にアルブレヒト指揮読売日本交響楽団の演奏を地元埼玉会館で聴きましたが、ほとんど直接音しか届いていないのではないかと思われる乾いた音響には辟易とさせられます。あまりに乾いた音響なので、オケの力量が少なくともワンランク下がって感じられるのではないかとさえ思います。それと比べれば、サントリーホールは格段に優れたホールでしょう。が、それでもなお座席位置による聴感の違いを少なからず感じてしまいます。多分これも贅沢きわまりない感想なのでしょうけど。

 

CD2004年6月6日:ドイツ・レクイエム

あなたもCD試聴記を書いてみませんか」のコーナーに「アクサンチュス室内合唱団の『ドイツ・レクイエム』」を追加しました。文はゆきのじょうさんです。ゆきのじょうさん、原稿ありがとうございました。

 

CD2004年6月4日:スメタナの交響詩

新企画「チェコ・フィルのページ」に「ノイマン指揮によるスメタナの交響詩」を追加しました。早くもクーベリック盤が参照されていますね。

 

(An die MusikクラシックCD試聴記)