ARCHIVE OF WHAT'S NEW ?
99年2月後半

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2月27日:「苗場スキー場レポート」を更新しました。


2月26日:クレンペラーのページに「ベートーヴェンの交響曲第4,5,6番ほか」を追加しました。オケは何と、ベルリンフィルです。


2月25日:補修工事

気がついていた読者がいらっしゃったかどうか分かりませんが、密かに進めていた「クレンペラーのページ」の補修工事がおおよそ一段落しました。時間に余裕がありましたらご確認下さい。補修工事とは何かというと、昨年11月1日のAn die Musik公開に合わせて急遽書き上げた、メモ程度の文章の改訂作業のことです。

改訂といってもまだまだ表面的な捉え方しかできていないものが多く、今後もちょくちょく改訂作業をしていくつもりです。私の理解力不足もあるかもしれませんが、あえてCDジャケットをはずし、批判分を書いたところもあります。将来聴き直して再評価したいと思います。こうなると、改訂作業は延々続くわけですね。ブルックナーみたいになってきました。

また、「おおよそ一段落」と書いたのは完全に全部を改訂できなかったからです。ハイドンがそうです。何とか2月中に改訂作業を完成させたいと思いましたが、もう時間切れです。折を見てゆっくりやりますのでご容赦下さい。


2月24日:クレンペラーのページに「ベートーヴェンの交響曲第3番<エロイカ>,交響曲第1番とブルックナーの<ロマンティック>」を追加しました。ベートーヴェンは1970年、ドイツ国内におけるクレンペラー最後のコンサートの模様です。


2月23日:レコ芸最新号を見ていたら、3月にスクロヴァチェフスキー指揮ザールブリュッケン放送響によるブルックナー交響曲第3番が出ると書いてありました。昔読んだ記事では、あのシリーズは第8番が出たところで打ち止めになって、続編は若杉弘が作る、と書いてあったのでがっかりした記憶があるのですが、もしかして好評につき、全集になるのでしょうか?もしそうならとても嬉しいですね。若杉弘には悪いけど、指揮者としての能力が全く違いますから、相手にもならないです。

さて、その3番。「稿」はどれでしょうね。ちょっとオタクな話ですが、この曲には1873年の第1稿、1877年の第2稿(エーザー版はこの一種)、1889年の第3稿などがありますから興味津々です。私は特に第1稿が好きです。インバルの衝撃的なCD発売から時間がかなりたちましたので、あのインパクトはもう殆ど忘れ去られているような気がしますが、やはり今聴いてもすごいです。他の稿がつまらなく聞こえてしまうという欠点がありますが。その後、ノリントンによる初稿によるCDも出ましたが、とてもインバルに及んでいません。最近では何とあのブロムシュテットが第1稿を使って盛んに演奏しているとか。シュターツカペレ・ドレスデンと非常に優れたブルックナーを残してくれたブロムシュテットですから、大変気になります。ゲヴァントハウスとのCDも作られると聞いてますが、まだなのでしょうか?

そうそう、話は元に戻りますが、スクロヴァチェフスキーはどの稿なんでしょうねえ。


2月22日:CD試聴記に「ブラームスのピアノ五重奏曲」を追加しました。アマデウス弦楽四重奏団とクリフォード・カーゾンの演奏です。


2月20日:「クレンペラーのマーラー」をふたつに分割しました。「交響曲2、4番」と「交響曲第7−9番及び歌曲」です。昨日アップした段階でファイルサイズの大きさには気がついていたのですが、その段階でへとへとになっておりましたので今日に回してしまいました。「なかなか該当個所が開かないよ!」といらいらされた方も多いと思います。申し訳ございませんでした。計画性のないページ作成をしている私の責任でございます。なお、動作確認はいたしましたが。リンクが漏れているのに気がつかれた方はご連絡いただけると嬉しいです。


2月19日:クレンペラーのページに「マーラーの交響曲第9番&第4番」を追加しました。あー。疲れた。


2月18日:TAHRA Catalogue 1999

ターラのカタログをもらってきました。大判の立派なカタログです。ジャケット写真と曲目など、一応めぼしい情報は載っているようです。最初にターラのCDを見た時は、まさかこんなに有名なレーベルになるとは考えられませんでした。せいぜいシェルヒェンやフルトヴェングラーの希少音源の、それもわずかな発掘にとどまると思っていました。それが今ではこんな立派なカタログを作っているわけですから大したものです。歴史的録音のリマスタリングも概ね聴きやすいものが多いし、ファンにとってはたまらないレーベルでしょうね。特にフルトヴェングラーのファンは相次いで出てくる音源にとまどっているのではないでしょうか。

ただ、いつも思うのは、このレーベルに登場する音楽家のかたよりです。シェルヒェンの娘さんが経営しているわけですから、シェルヒェンのCDが多いのは理解できます。が、それ以外の音楽家もかなりかたよってますよね。例えば、今回目についたのはアーベントロートです。これほどアーベントロートに脚光を浴びせているレーベルも珍しいのではないでしょうか。スター街道を歩まなかった音楽家達を一生懸命世に出して再認識させようという経営ヴィジョンがあるのかもしれません。

ただ、そうしたヴィジョンがもしあるとするなら、廃盤になってしまうCDがあるのは困りものです。ターラならいつでも手にはいるだろうなんて考えていると慌ててしまうでしょう。このカタログでも"Deleted"となっているものが既に散見されます。こうなると考えてしまいます。

前にゲストブックでご連絡いただいていたクレンペラーのブルックナー「ロマンティック」も"To be issued"となっていました。ただタイトルには"Live 1947"と書いてあるのに、CDジャケットを見ると"1948"と大書されていたりします。小さなことですが、なかなかおおらかな会社だということが分かります。

なお私はこのカタログを秋葉原の石丸電気でいただきました。他のショップにも置いているのでしょうか?


2月17日:クレンペラーのページにマーラーの<亡き子をしのぶ歌>」を追加しました。


2月16日:BGM

先日、たまたまNHKの「トップ・ランナー」を見ていたら、広瀬香美(ひろせこうみ)さんが出ていました。ご存知でしょうか?「ゲレンデが溶けるほど恋したい」などのヒットを連発し、冬の女王として知られているあのハイトーン・ヴォイスの女性です(確か、彼女は芸大作曲科卒だったと思います)。番組では、彼女のいろいろなエピソードが語られていて大変面白かったのですが、ひとつびっくりしたことがありました。幼年時代の想い出です。何と、ご両親が彼女に音楽の基礎を教えるために食事の時にいつもバッハの「マタイ受難曲」をかけていたそうです。

「マタイ」ですよ。「マタイ」。あの曲を聴きながら食べるご飯はおいしいのでしょうか?私はとてもあんなシリアスな曲を聴きながら食事をする気にはなれません。確かに名曲だとは思いますが、食事の時には聴きたいと思わないし、1年に一度聴けば十分でしょう。3年に一度でもいいかもしれません。

それにしても、みんなどんな曲をBGMにしているんでしょうか。「BGMなんかいらないよ」という場合はともかく、何か音楽を流しておく時、皆さんは何を選んでいるでしょうか。実は、我が家ではタイム・ファイブの「ラジオの時代」というCDをよくかけています。彼らが歌う懐かしくも楽しい曲がいっぱい。例えば「五つの銅貨」の音楽など。コーヒーを夫婦で飲んだりする時に最適です。

さて、皆さんはBGMに何をかけていますか?


(An die MusikクラシックCD試聴記)