ARCHIVE OF WHAT'S NEW?
2004年2月

アーカイブのインデックス ホームページ WHAT'S NEW


CD2004年2月23日:今度はブラームスだ!

昨日に引き続き、岩崎さんの「アメリカ東海岸音楽便り」に「カーネギーホールでロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団を聴く 其の2」を追加しました。今回はブラームスです。

コンセルトヘボウ管くらいのオケになると、もう何でも演奏できてしまいます。が、このオケにもそのイメージに合う作曲家はあると思います。たとえばマーラー。そしてR.シュトラウス。歴代のシェフが築き上げた伝統は、強烈なイメージとなって残ります。

他のオケの場合はどうでしょうか? 特定の作曲家を連想させる団体はいくつもありそうです。極端な場合では、チェコフィルとスメタナ、ドヴォルザーク。こういうイメージはある意味で集客のためにプロモーターたちが作ってしまうのでしょう。よく言えばブランドになる反面、聴き手に先入観を与えるという非常にまずい問題をもたらします。

今回岩崎さんはコンセルトヘボウ管のイメージとは必ずしも合致しないブラームスを聴かれたわけですが、こういう組み合わせだと先入観がなく聴けていいかもしれません。「コンセルトヘボウ管のマーラー」だったら、聴衆の身勝手な期待値が高すぎて、演奏する方もしんどいのではないかと思うのですが、本当はどうなのでしょうか?

 

CD2004年2月22日:カーネギーホールで聴くコンセルトヘボウ管

岩崎さんの「アメリカ東海岸音楽便り」に「カーネギーホールでロイヤル・コンセルトへボウ管弦楽団を聴く 其の一」を追加しました。岩崎さん、原稿ありがとうございました。ブロムシュテットがコンセルトヘボウ管を振るというのは面白いですね。彼はライプツィヒ・ゲヴァントハウス管のシェフで、そのゲヴァントハウス管の新シェフはコンセルトヘボウ管のシェフであるシャイー。何か因縁でもあるのかしら?

さて、岩崎さん、いよいよコンセルトヘボウ管を聴いてしまいましたね。こうなったら、アムステルダムの本拠地でコンセルトヘボウ管を聴くことを強くお勧めします。そのすばらしい響きに驚嘆すること請け合いますよ。

なお、シュターツカペレ・ドレスデンの場合も、本拠地で聴くと虜になること間違いありません。コンセルトヘボウ管やシュターツカペレ・ドレスデンに限らず、そういうオケや団体はたくさんあるのではないかと私は思っています。

また、ベルリンフィルやウィーンフィルは実際の実力もさることながら、ブランドの育成が顕著に成功した例だと私は認識しています。一覧表にシュターツカペレ・ドレスデンやライプツィヒ・ゲヴァントハウス管が出てきませんが、おそらくランク外なのでしょう。それでもファンは気にする必要などさらさら無いのであります。我々は高額なチケットを手に入れたいのではなく、良い音楽を耳にしたいだけなのですから。

 

CD2004年2月18日:モノラル録音に驚く

2月8日から募集を開始した新企画「この音を聴いてくれ!」(仮題)ですが、原稿がどっと寄せられております。・・・・・・というのは嘘で、ちょっと低調であります。難しい企画ではないと思うのですが、敷居が高かったかなあと反省しています。ただ、別に急ぐわけではないし、また、原稿数の目標があるわけでもないので、気長にお待ちしております。できれば、私が先にサンプル原稿を作ってアップしておいた方が良さそうですね。

ところで、この企画の要項には、当初「ステレオ録音であること」を据えておいたのです。実は最初にアップした際はそうでした。アップした後、たまたま聴いたトスカニーニのCDですぐ考えを改めました。すごいでよねえ、NBC響との演奏は。音も文句をつけられません。それで私は「やはりモノラルは落とせない」と再認識し、「ステレオ録音であること」という条件を削除したのであります。

そういえば、1950年代のモノラル録音はほとんど完成された音といってよく、下手なステレオ録音より聴き応えがあります。私の勝手な想像ですが、当時は録音を担当したエンジニアたちも気合いを込めていたのかもしれません。さらに、録音という行為に対して、演奏家も現代より(もしかしたらですが)真剣だったのではないかと考えることもあります。私は別に昔のものをありがたがるわけではありませんが、モノラル録音もすばらしい味があるものだと思っています。

・・・というわけで、皆様、モノラル録音も含めて原稿をご検討下さいね。

 

CD2004年2月15日:寒稽古

私はスキーというものを修行道として追求しております(レジャーとしてスキーを嗜んでいるのではありません)。今年は滑走日数・時間とも平年に比べると激減しているのですが、細々と新潟県の苗場スキー場にて寒稽古を続けております。スキーでは、やればやるほど奥の深さ、超えるべき「山」「壁」の高さ、険しさに直面します。なぜ簡単になってこないのか、一日の修行を終える度に自問自答します。

一方、4才の娘みずなは、突然1月11日(日)にリフトに乗って緩斜面を滑走できるようになったと思ったら、昨日は苗場スキー場の頂上から一挙にダウンヒルをしてしまいました。途中の迂回コースも飛ばし、いきなり「大斜面」をクリア。短期間の技術向上に両親ともに驚愕してしまいました。

修行道としてスキーをとらえ、練習に余念のない父は、あと数年のうちに娘のハイペースの進歩に追いつけなくなりそうです。・・・これが現実というものでしょうか。娘に追い抜かれるまでの時間をいかに先延ばしにするか、それが問題となってきました。お父さんの立場がなくならないよう、来週からの修行に身を入れたいと心に誓う今日の私でした。

 

CD2004年2月12日:トン・コープマン指揮ボストン響

岩崎さんの「アメリカ東海岸音楽便り」に「一瞬で魅せられたウィスペルウェイさんのチェロと、爽快なコープマンさん」を追加しました。岩崎さん、原稿ありがとうございました。

テレビ朝日で大人気放映中の「エースをねらえ!」。今週も笑えましたねえ! あんな老成した高校生たちがいていいものでしょうか。しかし、スポ根ものは見ていると燃えます。私もあんなライジングショットを打ってみたいっす! 春になったらライジングショットの特訓だ!

 

CD2004年2月10日:トスカニーニの「展覧会の絵」

あなたもCD試聴記を書いてみませんか」のコーナーに「トスカニーニ指揮の『展覧会の絵』を聴く」を追加しました。文は「としちゃん」さんです。原稿ありがとうございました。

なお、このコーナーの要項はこちらです。こまごまとした注意事項が並んでいて大変恐縮ですが、サイト内の統一感をある程度は保ちたいと思っておりますので、何卒ご協力下さいますようお願い申しあげます。

 

CD2004年2月8日:新企画「この音を聴いてくれ!」

新企画「この音を聴いてくれ!」(仮題)を始めてみることにしました。詳しくはこちらをご覧下さい。

この企画は、もしかすると邪道なのかもしれませんが、前からやってみたいと思っていたものです。今からどのような原稿が集まるか興味津々であります。皆様、ぜひ原稿をお願いしますね!

 

CD2004年2月1日:

その1:岩崎さんの「アメリカ東海岸音楽便り」に「バレンボイム指揮シュターツカペレ・ベルリンのシューマンを聴く」、「速報、ボストン交響楽団 2004−2005シーズン」 を追加しました。岩崎さん、原稿ありがとうございました。

その2CD試聴記に「オーマンディ指揮フィラデルフィア管の『ピーターと狼』を聴く」を追加しました。CD試聴記はだれのかと言いますと、私のであります。たまにはCD試聴記を更新しないと、存在を忘れられてしまいそうです。ついでに今回からCD試聴記とこの「WHAT'S NEW?」に新しいレイアウトを導入してみました。レイアウトはもう少しいろいろやってみて調整したいと思っています。An die Musikはテキスト中心のサイトなのでテキストを読みやすいようにしたいのですが、「これだ!」という解決方法はありません。しばらくちょこちょこいじってみますのでご了承下さいね。

ところで、今週末は女房が風邪で寝込んでしまい、寒稽古には行けませんでした。昨日は子供の相手をしながら1日を過ごしました。休みの日にテニスもスキーもしないというと、完全に時間をもてあましてしまいます。仕方なく家の中の掃除をしたり、ビデオを見たりしましたが、それもずっと続けている訳にもいかず、夜になるとすぐに寝てしまいました。なんだか冴えない週末でしたが、今日は女房も体調が良くなり、私も更新の時間が取れました。何事も健康第一。皆さんも風邪には気をつけましょう。

 

ホームページ 

An die MusikクラシックCD試聴記